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Channel: 東大数学9割のKATSUYAが販売する高校数学の問題集
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【答え】n絡みの確率 PieceCHECK 2016-19

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いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^

先日の、n絡みの確率の問題の解答です^^

 

 

 

(青山学院大 2013

 

 

今回はn絡みの確率の問題です。誘導もあるのでレベルとしては標準的ですが、最後は数列の和と絡むので、1度は経験しておきたいタイプの問題です。

 

(1)はさすがにいいでしょう。(2)は具体的に計算させて、等比数列になることを気づかせる意図があると思われます。

 

(3)、(4)が最も重要なところです。pnを求めるためには、1回目、2回目、、、、n回目のどこで白が出るかで場合分けが必要です。nが具体的な数字であれば全て計算すれば問題はありませんが、一般的に出すには、「k回目」での確率を求めて、和を計算する必要があります。

 

 

Principle Piece A-44 n絡みの問題はkとなる確率を出してΣ計算
(拙著シリーズ(白) 数学A 確率 p.44

 

旧課程では期待値の問題でよく用いられていましたが、期待値がない今は、確率だけの問題でもΣ計算を用いるタイプがあります。3人じゃんけんで1人になるまで勝負する場合などです。いつ2人になるかで場合分けする必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

1.解けた人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。

2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。

3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。

 

 

 

 

 

 

Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。

 

 

 

 


関連する拙著シリーズなど

Principle Piece 数学A 集合と場合の数

Principle Piece 数学A 確率

※拙著シリーズは、 アマゾンのIDからでも購入が可能になりました^^

 

 

これまでのPiece CHECK が見たい人はこちら

 

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