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Channel: 東大数学9割のKATSUYAが販売する高校数学の問題集
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【答え】4次関数の最大値・最小値 PieceCHECK 2015-22

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いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^


先日の、4次関数の最大・最小の問題の解答です^^


(2012 慶応大学 環境情報 穴埋め形式を変更)


今回は、4次関数の交点の最大・最小に関する問題です。因数分解や展開のときにも似たような問題があったと思いますが、掛け算の順番を入れ替えることにより、x^2-4x をカタマリと見れるような式変形が可能です。


この置き換えを利用できれば、次の原則が使えます。

Principle Piece Ⅰ-27「2次式」に関する2次関数 は2段階の最大・最小 
(Principle Piece 数学I 2次関数 pp.27-28
(新版と旧版で番号、記載ページ、記載内容が異なる可能性があります)


まず、t=x^2-4x が0≦x≦4 で-4≦t≦0 になることを押さえます。ここは、定義域に制限のある2次関数の最大・最小なのでグラフが必要です。


さらに、-4≦t≦0 でt(t+3) の最大・最小を求めますので、再び2次関数のグラフを書くことになります。


最大、最小を取る時のxの値は直接は出ません。まず、「t」がいくつのときに最大、最小となるかを出します。次に、「t」から「x」に戻すために、x^2-4x=t に代入して2次方程式を解くことになります。0≦x≦4 に入っていることの確認を忘れずに行ってください。



今回は少し易しめでした。確実に満点で通過したいところです。













1.解けた人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。

2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。

3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。




Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。





関連するPrinciple Piece

Principle Piece 数学I 2次関数



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2012年度のPiece CHECK が見たい人はこちら
2013年度のPiece CHECK が見たい人はこちら



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