いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^
先日の、三角関数の性質に関する問題の解答です^^
(京都大 文系 2012)
非常にシンプルな三角関数の方程式で、いったい何からせめればいいのかよくわからなかったかもしれません。cosが等しい角度にはどのようなものがあるかを考えればできます。
aθ=±bθ+2nπ が書けましたでしょうか。nを持ち出して解をならべるのは、教科書にも記載されています。
ここからは、解の吟味です。条件からa>bの場合だけを考えていくと、n=1の場合で、かつa+bが分母にあるものが、最も小さい解であるとわかります。(それ以降はわかりません)
従って、「それが0<θ≦π の間にあり、次の解はπより大きい」条件を見つければOKでした^^
a>b と a<bの場合は、直線b=aについて対称に折り返せばOKです。対称性を活かして場合分けを減らしていきましょう。
境界線の書き方ですが、先に含まない方を全て書き、「他は含む」と書いておくと、交点は含まれないと解釈できます。
逆に「a+b=2上の点は含む」と書いてしまうと、「交点は含むの?含まないの?」となってしまいますので、注意。
シンプルですが、三角関数の基礎をしっかりと理解しているかを見る、京大らしい問題でしたね^^
1.「簡単すぎる!!」と思った人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。
2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。
関連するPrinciple Piece
2012年度のPiece CHECK が見たい人はこちら
2013年度のPiece CHECK が見たい人はこちら
4月15日 NEW!!
※受験ランキングに参加しています。「役に立った」という方は、クリックしていただると、すごくうれしいです^^/