Quantcast
Channel: 東大数学9割のKATSUYAが販売する高校数学の問題集
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1670

【答え】不等式の成立条件 Piece CHECK 2014-19

$
0
0
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^

先日の、不等式の成立条件に関する問題の解答です^^


(神戸大 文系(後期) 問題文変更 2011)




まず、(1)については、原文より少し分かりづらく変えました。原文「すべての実数 s、t に対し、 f(s)>g(t) となる条件」でした。

実はこの表現と、(1)の表現は同じです。y=f(x)の放物線と、y=g(x)の放物線のあいだにあるような、横線(y=●)が引ける条件ということです。 「xの値にかかわらず」ですから、yを動かしてはいけないわけですね。


逆に(2)は、xの値に応じてyを動かせば、間に取れる条件なので、ただ引き算してゼロより大きければいいわけです。定義域に制限があるような不等式成立条件は、最大・最小の問題に帰着されます。



Principle Piece Ⅰ-30定義域制限の不等式成立条件 → 最大、最小が絡む


(Principle Piece 数学I 2次関数 p.35)



軸には文字定数aが入っていますので、軸で分けます。この程度の軸分けは必ずできるようになっておきましょう。今回は最小値のみなので、パターンに帰着すればOKですね^^



Principle Piece Ⅰ-25最大・最小は5パターンをおさえる


(Principle Piece 数学I 2次関数 pp.23-26)









1.「簡単すぎる!!」と思った人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。

2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。

3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。




Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。



関連するPrinciple Piece


2012年度のPiece CHECK が見たい人はこちら
2013年度のPiece CHECK が見たい人はこちら



4月15日 NEW!!






※受験ランキングに参加しています。「役に立った」という方は、クリックしていただると、すごくうれしいです^^/



 



Viewing all articles
Browse latest Browse all 1670

Trending Articles