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フライング気味の複素数(答) Piece CHECK 2013-104

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いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATUSYAです^^


先日の、複素数に関する問題の解答です^^ 


(東北大学 理系(後期) 2012 )


昔の複素数平面が課程にあったころは、非常に流行りのパターンでしたが、今の課程で出すには、少しセコイ気がする問題です^^;



ます、(1)ですが、こちらは「複素数平面」だと公式として認識されているもので、証明は加法定理で行います。

それを知らなくても、「nに関する証明」ですから、帰納法に気づいて欲しいところですね。

Principle Piece B-22自然数nに関する証明は、帰納法が有効

(Principle Piece 数学B 数列 p.50~57


-の方は、θを-θに変えると出来ます。同時に証明してもいいですが、±などを書き続けるのもメンドクサイので、この方が早いでしょう。

(2)は、和積の公式を利用しました。αβ=1 となることから証明してもOKですね。

(3)では、最初の1行目が重要です。複素数平面ではおなじみの等式ですが、ここで詰まる可能性がありますね。(Principle Piece 数学Ⅲ(新) 複素数平面 p.30~p.34


(4)は、解と係数の関係、および虚部が正の方であることを確認すれば、(3)が出来ればおまけに近いです。



1.解けた人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。

2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。

3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。




Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。これからもKATSUYAをよろしくお願いいたします^^



<関連する Principle Piece 数学シリーズ>









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