●センター試験過去問の解説です。解き終わってから見てくださいね^^
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^
センター試験が近づいてきましたので、センター試験の過去問を題材に解説をしていきます。
※問題については、お手元の過去問集や、各種予備校のサイト、大学入試センターのHPなどから入手できますので、そちらをご覧下さい^^
おそらく、センター試験の過去問の解説やサイトの中で、最も「リアルな」解説になると思います。
【2017年 数学IA 追試 第3問 確率】
(途中から記号を書くのを忘れました。すみません。)
ここでは、センター試験として解くには、どこまで不完全な答案でよいかといった、時短テクニックに重点を置きます。センター試験で解くときは、上の紫の部分さえ書けばOKです。
確率もデータ分析などと同様、説明をだらだら書く必要はありません。むしろ、いかに頭で思考して書く量を減らせるかです。自分がわかっているのであれば、なるべく最小限の図と数式だけで抜けていきたいですね。
(1)の2つは瞬殺で、(2)は「少なくとも」なので余事象ですね。
(拙著シリーズ(白) 数学A 集合と場合の数 p.24)
1が1回出る場合と0回出る場合です。1回出る場合の計算で約分「しない」ことで、分母が256のままの計算になっています。約分してもまた通分しますので、これはかなり無駄です。
(3)の最初も、式だけで瞬殺できます。後半は条件付き確率なので、こちらの原則で解きます。
(拙著シリーズ(白) 数学A 集合と場合の数 p.24)
分母は「4回目までに現れない数字がある」ですので、先ほどの余事象で瞬殺です。
分子は「4回目までに現れない数字がある」かつ「5回目に現れてない数字が出る」ということです。対称性をうまく使って、調べることを減らしましょう。
[2]は話が変わります。確率で話題が変わるのは珍しいですね。問題は1問の割に長いですが、内容はたいしたことはありません。解説は上の通りですが、場合分けの4つが「同様に確からしい」ことを利用すれば「2/4」とできます。2/72という数字自体は、それが分かったら用済みです。
変に難しいものや、ややこしいものがなく、難易度、満点難易度ともに例年並みです。
本コーナーでは、過去問の解説などからは見えない部分を解説していくことで、他にはない、独特の観点から解説をしていきます。
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Principle Piece 数学A 集合と場合の数
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