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【センター】2017年 数学IA 本試 第5問 平面図形

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●センター試験過去問の解説です。解き終わってから見てくださいね^^



いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^

センター試験が近づいてきましたので、センター試験の過去問を題材に解説をしていきます。


※問題については、お手元の過去問集や、各種予備校のサイト、大学入試センターのHPなどから入手できますので、そちらをご覧下さい^^




おそらく、センター試験の過去問の解説やサイトの中で、最も「リアルな」解説になると思います。




2017年 数学IA 本試 第5問 平面図形

 

 

 

 

 

解説については、こちらの解説編もどうぞ。

 

ここでは、センター試験として解くには、どこまで不完全な答案でよいか、といった、時短テクニックに重点を置きます。センター試験で解くときは、上の紫の部分さえ書けばOKです。



センター試験の平面図形では、聞かれている形から何の定理を用いるべきか、おおよそ検討が付きます。大まかには、長さ(の比)に関するの定理なのか、角度に関する定理なのかに分かれます。

 

 

センター時短テク  定理を「長さ系」と「角度系」に整理しておく 

 

 

最初は、明らかに方べきの定理の形をしています。Cが両方にありますので、点Cに関する方べきの定理を考えればすぐに分かります。

 

 

次は長さの比です。>比は「●:▲」のような形以外に、「分数」であったり、「S=●T」(SはTの何倍か)といった聞き方でも、全て比です。まずはこれを瞬時に判断できるようになりましょう。

 

 

センター時短テク  比の形を見抜け 「直接」「分数」「S=●T」「内項の積=外項の積」など

 

 

そして、平面図形で比を聞かれたときには、用いられる定理が限られてきます。これらが全て頭から出せるようにしておきましょう。

 

 

センター時短テク 比を聞かれたら  [1] チェバ、メネラウス [2] 方べきに使う三角形の相似   [3]  内角・外角の2等分線

 

 

今回は、筆頭候補のチェバ、メネラウスですね。

 

 

後半は三角比を用いる問題です。平面図形の単元であからさまに三角比を聞いてくることはありませんでしたが、数学Iは全単元必須なので、問題はありません。むしろ使わずに解けたとしても、思いつかなかったら三角比だって、何なら三角関数だって使ってやりましょう。

 

 

センター時短テク  思いつかなければ迷わず三角比(三角関数でも!)で行け! 

 

 

あとは三角比の知識で内接円の半径や2等分線の長さを求めていきます。どちらも内接円が関係する問題です。(内心は2等分線の交点です) ということは、どちらも同じ解き方が出来るということです。

 

Principle Piece I  内接円絡みの問題では面積を媒介に

(白シリーズ 数学I 三角比 p.32)

 

 

BDを出したら、あとは内角の2等分線と比で出せます。内心ベクトルを求めるときの手順と似ていますね。

 



本コーナーでは、過去問の解説などからは見えない部分を解説していくことで、他にはない、独特の観点から解説をしていきます。

 

 

 

 

 

 


関連リンク

白シリーズ 数学A 平面図形

センター試験 数学I・Aの難易度や解説など
 

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(計算の仕方などの裏ワザ満載です^^)

 

 

 


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