NEW!!
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^
先日の、放物線と2接線で囲まれる部分の面積 の問題の解答です。
解答
(名城大 2013 薬)
解説
今回は前回に引き続き、微積分総合です。放物線と2接線の問題については、数学IIの微積ではよく出題されますが、練習を積めば積むほど簡単に思えてくる問題なので、サービス問題にしたいところ。
(1)では、(a,b)を通ることよりも、接することを先に式にしたほうがいいでしょう。グラフの問題全般について言える、究極原則です。
(2)で面積を求める際にも、放物線と接線ですから、上のグラフから下のグラフを引けば、重解をもつような式が現れることを利用すると、比較的簡単に計算できます。
(拙著シリーズ(白) 数学II 積分法 p.34~37 番号調整中)
※新版と旧版で、原則の番号や掲載ページが異なる可能性があります。
[2]の原則は、理系であればただの公式ですが、接線が絡む問題では、使えることを常に意識しておいてください。
(3)は、(2)で出た結果から、結局βーαの最小値を求めればいいことになりますので、(1)の座標を利用して、xだけの1文字にしましょう。
放物線と2接線の関係など
この手のタイプの問題を数多くこなしている人にとっては、計算という計算は(3)だけで、(1)や(2)はただ答案を書いているだけ、という作業のレベルになっていますので、計算にかかる時間はゼロです。それは、放物線と2接線が持つさまざまな特徴を知っているからです。
(拙著シリーズ(白) 数学II 積分法 p.34~37 本エントリーでは、図を割愛しました)
※新版と旧版で、原則の番号や掲載ページが異なる可能性があります。
これらの特徴をきちんと頭に入れておくことで、このタイプの問題の計算を大幅にカットすることができます。答えが分かっているので、ミスする心配もありませんよね^^
2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。
関連する拙著シリーズなど
センター対策は万全でしょうか??
Principle Piece 数学II・B 第1回センター模試
Principle Piece 数学II・B 第2回センター模試
注:拙著シリーズは、 アマゾンのIDからでも購入が可能になりました。
注:また、販売先のサイトは楽天ID決済やクレジット決済に対応し、利便性が向上ました。
NEW!!
※受験ランキングに参加しています。「役に立った」という方は、クリックしていただると、すごくうれしいです^^