いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^
先日の、特殊な数列とその和の問題の解答です。
解答
(埼玉大 教育 2013)
解説
今回は、n乗絡みの漸化式です。整数問題と融合になることも多いですが、今回は数列のみです。
この手の問題は、n+1乗を考えることで、連立漸化式を作ることができますので、こちらの原則に従います。
(拙著シリーズ(白) 数学B 数列 番号調整中)
※新版と旧版で、原則の番号や掲載ページが異なる可能性があります。
(1)の(i)では、kとして-√6があるということですので、すでに探してくれています。素直にγ_n+1を計算してみれば見えてきます。「等比数列になるはずだ」という意識を強く持っておけば、5-2√6でくくれるでしょう。
(ii)は、その結果と問題文の条件式から得られます。
(2)は見かけごつく見えますが、2乗すると5+2√6になります。(i)で3乗の結果を出させています。ここで気づかせたいのでしょうが、3乗だと展開公式で一気に出せますので、逆に気づかないかもしれません。
一般項では、√6だけが現れるときと、√2と√3の項が現れるときがありますので、奇数と偶数で分ければOKです。n-1という添字が出てきたときは、n=1の確認を忘れないように。
2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。
関連する拙著シリーズなど
センター対策は万全でしょうか??
Principle Piece 数学II・B 第1回センター模試
Principle Piece 数学II・B 第2回センター模試
注:拙著シリーズは、 アマゾンのIDからでも購入が可能になりました。
注:また、販売先のサイトはクレジット決済に対応し、利便性が向上ました。
NEW!!
※受験ランキングに参加しています。「役に立った」という方は、クリックしていただると、すごくうれしいです^^