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Channel: 東大数学9割のKATSUYAが販売する高校数学の問題集
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【答え】2色の玉の袋への配置 Piece CHECK 2016-16

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いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^

先日の、2色の玉の袋への配置の解答です^^

 

 

(鳴門教大 2013

 

 

今回は、玉の袋への配置の問題です。玉の色は2色ありますが、同じ色の玉には区別がありませんので、赤玉と白玉を別々で考えることにより、実質的には重複組み合わせの問題となります。し従って、こちらの原則が使えます^^

 

 

Principle Piece A-19 重複組み合わせは○と仕切りで考える
(拙著シリーズ(白) 数学A 集合と場合の数 p.44

 

(1)、(2)はこれで解決できます。

 

 

(3)は、ヒントにも書いたように、「8人をA,B,Cの部屋に入れる方法(1人は入る)」と言われたときには、8人とも1つの部屋、2つの部屋に入る場合を引きます^^ この場合は、人に区別がつくことが前提なので、重複「順列」となります。

 

このやり方を用いれば、本問のような重複組み合わせの問題でも、解くことができます。2個の袋に入る場合も、重複組み合わせの考え方を用い、2を引くことを忘れなければOKです。2を引く操作は、上のヒントの問題でもやりますので、大丈夫ですね^^

 

 

 

 

 

 

1.解けた人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。

2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。

3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。



 

 

 

 

 

 

 

 
Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。

 

 

 

 


関連する拙著シリーズなど

Principle Piece 数学A 集合と場合の数

※拙著シリーズは、 アマゾンのIDからでも購入が可能になりました^^

 

これまでのPiece CHECK が見たい人はこちら


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