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先日から、2015年の良問に関するPiece CHECKを紹介しています。今年も7問紹介いたします。今回は、その最初(7位)です。
先日の、2015年 良問 神7 第6位 絶対値付き定積分の問題の解答です。
(横浜国立大 経済学部 2015)
絶対値付き定積分の問題と、「定積分は定数」を利用した方程式の融合問題です。2、3年に1回ぐらい、どこかしらの難関大で見かけるタイプで、こちらも原則をきちんと知っていればサービス問題(差はつくけど、自分は得点できる!)に早がわりです^^
まず、「定積分は定数」というのは、定数「k」などで置き換えてしまってOKという意味です。このような形を見たら、必ず置き換えましょう^^
(Principle Piece 数学II 積分 pp.15-16)
(新版と旧版で、番号、記載ページが異なる場合があります。)(1)はこれだけでクリアです^^
メインは(2)。先ほどのように定数でおくことは変わりませんが、積分計算には絶対値が入っています。絶対値の中身がゼロになるt=k/2と、定積分の両端を比較して場合分けするのでしたね^^
(Principle Piece 数学II 積分 pp.17-21)
(新版と旧版で、番号、記載ページが異なる場合があります。)この手の場合分けでは、放物線はさくっと折り返して描いてしまい、どこを積分しているのかを把握しましょう。また、絶対値の外し方はもちろん中身の正負で分けますが、「上に凸の放物線の区間はx^2の係数は負、下に凸なら正」と考えれば、時間をかけずにはずせますね^^
1.解けた人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。
2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。
2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
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関連するPrinciple Piece
Principle Piece 数学II 微分
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過去の類題出題
慶応大学 理工学部(2012)
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