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先日の、方程式の解と複素数平面式の問題の解答です^^
(近畿大 工学部 2003)
方程式の解の複素数平面での位置を題材にした問題で、複素数平面の問題としては上級タイプです。教科書などにはなく、演習しにくい問題なので、取りあげておきました。
この手のタイプの問題全般について使える原則をぜひ、身につけてしまいましょう^^
(Principle Piece 数学Ⅲ 複素数平面 pp.49~52)
(1)、(2)は、原則の[2]です。実数係数の方程式は共役複素数を解にもつことを利用し、3次方程式の解と係数の関係に持ち込むといいでしょう^^ すべてaで表すように文字を消去していってください。
※なお、3次方程式は「最低でも」1つは実数解を持ちますので、残りは実数解としていいでしょう。
(3)ですが、3点の位置をまずは考えます。共役複素数の2点は実軸対称です。その長さが2√3になることから、2点を結ぶ線分を底辺と見たときの高さが3になることがわかります。これを使用して式を立てるといいですね^^
【N.B.】
聞かれやすい形としては、正三角形、直角二等辺三角形などです。いずれの場合も、どこかの長さをとっかかりにしてせめていくといいでしょう。4次方程式を題材として、「正方形」といった場合も見かけますが、同様です^^
【1】「こんなの簡単すぎる!!」と思った人は、Pieceが身についています^^今後の勉強はじっくり演習をしましょう。
【2】解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
【3】解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
【2】解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
【3】解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。
<関連するPrinciple Piece>
<過去のPiece CHECK>
2年分のPiece CHECKを分野別にしてあります。これだけ見れば、問題集1冊分ぐらいあります!
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