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Channel: 東大数学9割のKATSUYAが販売する高校数学の問題集
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三角関数と存在範囲(答) Piece CHECK 2013-116

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いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATUSYAです^^


先日の、三角関数と存在範囲に関する問題の解答です^^ 





(県立広島大 2011)

3次方程式、三角関数、軌跡の問題でした。


(1)は剰余の定理、因数定理を使えばOKです、余りを求めるときには、こちらの定理が強力です^^


Principle Piece Ⅱ-19余り決定の問題は因数定理を活用する

(Principle Piece 数学Ⅱ 複素数と方程式 p27~p28


(2)は、3解がすべて与えられていますから、そのまま解と係数の関係を使うのがいいでしょう。

Principle Piece Ⅱ-17解と係数の関係は、解の情報があるときに強力

(Principle Piece 数学Ⅱ 複素数と方程式 p21


(3)は三角関数の問題ですがbの式をどう表すかがポイントです。sinθcosθと1次式を含む場合は (1次式)=t で置き換えます。1次式は、合成により範囲を求めるこができます。

Principle Piece Ⅱ-71sinθ、cosθの1次式とsinθcosθが入る
→ 先に合成し、その関数と見る

(Principle Piece 数学Ⅱ 三角関数 p53


これにより、bをtで表すことができます。最終的には、aで表したいので、t=(aの式) を作り、それを代入しましょう。


Principle Piece Ⅱ-48媒介変数表示では、媒介変数を消去する

(Principle Piece 数学Ⅱ 三角関数 p47





1.解けた人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。

2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。

3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。




Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。







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