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先日の、楕円の接線と三角形の面積 の問題の解答です。
解答
(東海大 2013 理工 形式変更)
解説
今回から2次曲線の問題になります。楕円です。問題としては理系ですが、(1)以外は文系の学生さんでも解けます。
(1)~(3)は単純な問題ですので、問題ないと思います。(2)では、符号が明確に出来るのであれば、絶対値を外しておいたほうが印象がいいかと思います。
(4)については、接点の座標とa,kで表します。重解を持つことが分かっているので、解の公式の√ の部分が0になるということです。 従って、簡単に重解を求めることが出来ます。
重解条件を用いると(3k^2+2=6a^2)、重解の表し方も変わります。どちらにしても、「a、k」を用いていますので、おそらくどちらでもいいでしょう。
(5)は、(2)の結果と(4)のa^2とk^2の関係式を用いると、面積がkだけで表されます。形からは、相加平均・相乗平均が見えますね^^
(拙著シリーズ(白) 数学II 式と証明 p.19)
※新版と旧版で、原則の番号や掲載ページが異なる可能性があります。
最小値を求めるのに相加相乗平均を用いる場合は、必ず等号成立の確認が必要です。最小となる「k」の値を聞かれていなくても、存在することを確認しなければ、最小値であるとは言い切れませんので、常に等号成立を確認するようにしましょう。
別解:(3)は解の存在条件でもOK
(3)は、(4)で連立した式が重解を持つような「a」の値の存在範囲としても捉えることができます。図形的にアプローチすると楕円の概形が必要になりますが、下記の解答であれば文系の学生でも分かる流れです。
2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。
関連する拙著シリーズなど
センター対策は万全でしょうか??
Principle Piece 数学II・B 第1回センター模試
Principle Piece 数学II・B 第2回センター模試
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