いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^ (東京理科大 2013)
先日の、条件式下における最大値の解答です^^
今年の最初は、条件式下における、最大値の問題です。【x、yは実数であることから、実数解条件に結びつけます。x、yに制限がなければ判別式利用だけで済みますが、今回は正の実数ですから、解の存在範囲に帰着させることになります。少なくとも1つ解がある、というパターンなので、少し答案量が多めです】
と、ここまで私は考えて、「この解法やめ^^」となり、上記のような三角関数に結びつける解法を取りました。条件式は2次式のため、楕円を回転させたもののはずなので、楕円のように2乗+2乗=1に出来るはずです。それを利用し、三角関数に置き換えて解きました。
理系の原則ですが、このような問題にも使えるってことですね。
正である範囲は、θの範囲として帰着されます。xは合成すればOKですし、(1)も合成だけで済みます。
(2)は2次式のみですから、2θに統一すれば合成できます^^
最大となるθは75°なので、一応加法定理で出しておきました。
※「ヒントに実数を強調しておいて、三角関数でいくとは」、といわれそうなので、解の存在範囲でもやっておきました。
【別解】 ※解答よりも雑なところもありますが、ご了承ください。
(2)では、こちらの解法だと最大となるときのyの値に2重根号が入ってきたりと、存在範囲以外でも時間のかかる部分が多そうですので、「結果的に」三角関数の方でよかったかなという感じです。こればかりは、やってみないとわかりません。
なお、(2)であればこんなやり方もあります。
【別解2】 解答に比べると雑な部分がありますが、ご了承ください。
相加・相乗のパターンに持ち込んでいます。左辺が2次の同次式(斉次式)なので、xyで割れば相加平相乗の形になり、右辺はただのzの逆数なので、行けるかな、という判断です。ちょっと発想よりですね。
2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。
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