●センター試験過去問の解説です。解き終わってから見てくださいね^^
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^
センター試験が近づいてきましたので、本日からはセンター試験の過去問を題材に解説をしていきます。
※問題については、お手元の過去問集や、各種予備校のサイト、大学入試センターのHPなどから入手できますので、そちらをご覧下さい^^
おそらく、センター試験の過去問の解説やサイトの中で、最も「リアルな」解説になると思います。
【2015年 数学IA 追試 第1問 2次関数】
ここでは、センター試験として解くには、どこまで不完全な答案でよいか、といった、時短テクニックに重点を置きます。センター試験で解くときは、上の紫の部分さえ書けばOKです。
「ア~エ」は、平行移動後の2次関数を-1/4を前に出して因数分解する問題です。これを見越して、すぐに-1/4でくくれば見えてきますね^^
なお、因数分解できるということは、最低でも1つ、解があるということです。これが次の(1)に活かされます。
(1)は、解の存在範囲の問題。解の存在範囲については、原則通りに解いていけば問題ありません。
(拙著シリーズ「数学I 2次関数」p.44)
(新版、旧版で記載ページ、番号が異なる可能性があります。)センターでも頻出です。3条件をささっと書けるようにしましょう。極力日本語を避け、必要な数式だけを書きます。
ここで、D>0の解き方ですが、意味は「2解を持つ」です。因数分解できていますので、解「-5a-4」と「3a+4」が等しくなければOKです。Dの計算をせずとも、分かります。
軸は平方完成した形を見ればOKです。
また、グラフは上に凸なので、範囲の端っこのx=ー9、x=11でともに負です。今度は因数分解した方に入れます。ここを間違えると、自力で因数分解するのは少し大変です。
2次関数で値を入れる際、何でもかんでも平方完成した方に入れるのはやめましょう。普通の式に入れた方が速いときも多いですよ^^
(2)は最後はただの平方完成です。-1/4を中に入れてしまうと少し係数がウットウしいので、中で平方完成してしまいましょう。
本コーナーでは、過去問の解説などからは見えない部分を解説していくことで、他にはない、独特の観点から解説をしていきます。
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